artron
東亜電気工業
次世代若手リーダーを中心とした企業再生ブランディング
会社概要
東亜電気工業株式会社
東京千代田区に本社を置く70年以上の実積と経験を誇る電子部品商社。
次世代若手リーダーを中心とした企業再生ブランディング
東京千代田区に本社を置く70年以上の実積と経験を誇る電子部品商社。
1947年に創業した電⼦部品商社である東亜電気⼯業。アクサムでは、2017年に迎えた創業70周年を機に、新企業理念の策定からコーポレートブランドartronの開発導入、事業領域を5つの新ビジネスユニットとして再定義するといった事業戦略に至るまでを⼀貫して⽀援。
コーポレートブランドの導⼊にあたっては、全社員集会にて発表導⼊イベントを実施したことを⽪切りに、Webサイトをはじめとするあらゆるタッチポイントアイテムのデザイン開発を担当。その後も、現場社員の⾏動基準である「artron way」の策定、その浸透活動としてイントラネットを介した社内掲⽰板や社内活性化活動といったインナーブランディングを継続しています。
時代環境の変化として「商社不要論」が叫ばれる中、改めて⾃分達の強みと顧客からの期待を⾒つめ直し、従来の商社を超えた企業像を模索していました。顧客、役員、社員のヒアリング、幾度に渡るワークショップを通して、これからの時代における商社の役割、自分達が提供できる価値について検討していきました。
私たちアクサムは、調査やワークショップを経て得られた意見をもとに、新たなコンセプトを導き出しました。グローバルなネットワークを誇る商社機能に加え、⾃社⼯場機能を持つからこそ、顧客企業(主に国内製品メーカー)が実現したい製品づくりにおいて必要なソリューションを最適な形で提供できる会社であることを社内で再確認し、「世界中のMonodzukuriを実現する。」というコアとなるコンセプトを設定しました。最終的にこのコンセプトを企業理念体系の中に組み込み、企業ビジョンとして定義しました。あえて、⽇本語の”ものづくり”を”Monodzukuri”とローマ字表記することで、彼らの顧客である国内メーカー企業が得意とする“ものづくり”を世界標準にしていくことを⽀えていくという想いを込めています。
新しい理念にもとづき、商社を超えて5つのビジネスユニットを推進していくにあたり、新たなコーポレートブランドを策定、導入することになりました。私たちアクサムでは、そのブランドネーミングから、ブランドロゴの開発を担当。新ブランドは、社員が一斉に集う70周年記念イベントにて、発表。発表イベントのディレクションから、発表ムービー制作を担当し、新たな企業への変革のモメンタムを経営層と従業員が一体となって経験する場の創出を支援しました。
新ブランド導入後は、あらゆるタッチポイントアイテムの刷新をはかりました。名刺等のステーショナリーに始まり、Webサイト、会社案内、本社・支社の空間・看板サイン、ショールームの空間デザインなど、artronブランドの世界観を伝えるために、顧客・従業員が目にするすべてのタッチポイントのデザイン開発、コミュニケーションコンテンツの制作を行いました。
また、新理念・ブランドの導入後、新しい商社像を現実のものにしていくための従業員の行動変化が求められました。そのため、一人ひとりの業務の中で、どのように理念やブランドを体現していくのかを部門ごとに明確にする「artron way」を部門別およびクロスファンクショナルチームによるワークショップを経て、明文化しました。各社員の「artron way」の実践方法・事例は、イントラネットの社内掲示板に掲載され、社員間のノウハウ共有、コミュニケーションのきっかけとなり、社員自らが理念やブランドを継続して考える機会となっています。
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